機器サーチ各公設試の機器を検索

公設試の特徴ある機器

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多機能走査型電子顕微鏡システム滋賀県工業技術総合センター

幅広い材料に対して、高倍率での顕微鏡観察が可能です。また、EDS分析装置が付属しており、観察画面内の任意の点などでの分析、マッピング分析も可能です。

バルブ性能試験機滋賀県東北部工業技術センター(彦根庁舎)

本機は、全国公設試で唯一の試験機器です。渦巻ポンプをインバータ制御することによって屋外地下水槽水の吐出流量を可変し、流量と水温を計測しつつ試験区間へ適量を流した後、排水ピットより帰還水路を通して地下水槽に試験水が戻る機構を有しています。試験区間では、供試体前後の差圧や水圧が測定可能であり、これらのデータから流体機器や配管の諸特性(容量係数、損失係数、等価管長など)を求めることができます。

ナノサーチ複合型顕微鏡京都府中小企業技術センター

光学顕微鏡・レーザー顕微鏡(LSM)・プローブ顕微鏡(SPM)の機能を一台に備え、切り替えを自在に行うことで観察対象物を見失うことなく、素早く詳細な形状観察ができる装置です。

卓上型核磁気共鳴装置地方独立行政法人 京都市産業技術研究所

核磁気共鳴装置は、強力な磁石を用いて、主に有機物の結合状態を定性的及び定量的に解析できるため、それら化合物の構造決定に欠かせない装置です。
測定には、サンプルを溶解させる重溶媒(溶媒分子の水素原子を重水素に置き換えた溶媒)が必要となります。測定時間は、1測定あたり10~30分程度です。
測定後、得られたデータ(ピーク)を基に、定性的・定量的な解析を行います。

微粉末積層造形装置(PBF方式)地方独立行政法人 大阪産業技術研究所和泉センター

本装置は、高出力・高精度ファイバーレーザを搭載した金属3Dプリンタです。多種多様な金属材料に対応できることから、新商品の開発や製品の高付加価値化等に活用できます。特に、従来の装置では扱うことができなかった粒径の細かい微粉末を原料として用いることができます。

キャピラリー電気泳動質量分析システム地方独立行政法人 大阪産業技術研究所森之宮センター

溶液に含まれるイオン性化合物の高精度な分析が可能です。化合物データベースを備え、取得した質量情報や構造情報を基に対象成分を検索できます。そのため、不純物や溶出物などの詳細な分析に活用できます。

砂型3Dプリンタ兵庫県立工業技術センター

三次元データを基に、砂に樹脂バインダをインクジェット方式で噴射、積層することにより、砂型を造形できます。得られる砂型は、フラン樹脂鋳型(最大800×400×400mm)です。

産業用ロボットシステム和歌山県工業技術センター

タイプやサイズが異なる産業用ロボットを揃えています。様々な生産工程の自動化の検討・検証や人材育成に活用できます。

フレキシブル型協働ロボットシステム鳥取県産業技術センター(機械素材研究所)

●協働ロボットのため防護柵を設ける必要が無く、人と一緒に作業することができます。柔軟な関節と内蔵されているトルクセンサを用いて、フレキシブル性が求められるねじ締め等の作業を行うことができます。
●部品等の受け入れ、供給、組み立て、梱包など、生産の自動化・省力化を支援します。

全光束測定装置徳島県立工業技術センター

電球形LEDランプや直管LEDランプの光を積分球に閉じ込めて全光束を測定する装置です.色温度,演色評価数などもあわせて測定できます.直径3mの積分球は全国の公設試験研究機関で最大,長さ240cmの直管LEDランプも測定可能です.


機器サーチについては、近畿経済産業局が発行する『公設試のすすめ』を参考にしています。


■割増料金の解消
関西広域連合では、区域内企業の利便性向上を図るため、機器利用等に関する割増料金の解消を行っています。自府県市内の産業振興の観点から、他府県市利用者に対して設定している機器利用料金等の割増について、広域連合区域内企業については、自府県市内と同じ扱いとしています。