ショーケース公設試の研究成果による製品化事例のご紹介

23/07/24

緑色を保持したキウイピューレの開発

キウイピューレは、熱殺菌や加熱処理により変色してしまうことが課題となっています。そこで、和歌山県工業技術センターではキウイの変色メカニズムを解析し、加熱加工後も緑色を保持できるキウイピューレの開発を行いました。

開発したキウイピューレを用いてキウイジャムを試作したところ、色鮮やかなキウイジャムが作製できました。
(左:従来品、右:開発品)。
現在、この緑色保持キウイピューレは、スムージーやゼリー等、様々な加工品の原料用として株式会社八旗農園から販売されています。

*株式会社八旗農園、 工業技術センター、 和歌山工業高等専門学校の共同研究により開発しました。