ショーケース公設試の研究成果による製品化事例のご紹介

23/08/01

液中パルスプラズマを用いた難分解性有機フッ素化合物の分解

リアクターの概念図

液中パルスプラズマ放電装置に用いる電極材料として難分解性有機フッ素化合物(以下PFOS)の分解速度が高く、電極の耐久性が高いステンレスが最適となる。液中へ気体を導入して気泡を発生させプラズマを発生する方法がPFOSの分解速度が高くなる。パルス幅1.5μsのときに熱の損失が少なくPFOSの分解速度が進行しやすい。廃水の初期pH7のときPFOSの分解速度が最も高く、中性域から離れると無機イオンと競合し、分解速度が低下したためと考えられる。等の知見が得られました。