ショーケース公設試の研究成果による製品化事例のご紹介

23/08/01

快適な音を追求したスピーカー

阿波製紙株式会社、筑波大学との共同研究において、スピーカーの重要パーツである振動板の材質を変えた時に生じる音質の変化が、音源の嗜好性の差異に影響を及ぼすことが示されました。研究の成果を活かして、阿波製紙株式会社が振動板の市場投入に向け検討を行いました。上図は試作品の一例になります。

※本研究は、JKAの補助を受けて実施しました。

振動板の評価については、左図の音質計測装置で行いました。超音波領域(20kHz以上)や超低周波領域(20Hz以下)の計測やダミーヘッドによる人間の頭部形状や聴覚器官等の特性を加味した音質評価が可能な機器です。

※本機器はJKAの補助をうけて導入いたしました。