ショーケース公設試の研究成果による製品化事例のご紹介

23/08/01

3Dデジタル技術を活用した陶製品開発「干支置物〜昭和の試作品をREPRODUCT」

(上)昭和37年製作のオリジナルのウサギの試作品(手前)ミニチュアサイズで復刻した干支置物

3Dデジタル技術を活用することで、実際の成形に使用する型やその型の複製に用いるケース型を短期間に直接作成することが可能になります。新たな魅力ある製品提案として、信楽窯業技術試験場で昭和の時代にデザイン、制作された試作品に着目し、ミニチュアサイズで現代に復刻する「REPRODUCTシリーズ」の開発に取り組みました。

陶磁器の石膏型製造について

3Dスキャナーによるデジタルデータ化および3D CADCAMによる加工データの作成後、大型モデリングマシンを用いた切削加工により石膏型の製作を行います。

3Dデジタル機器